霊界からの着信音

ら、蘭ねーちゃん!!
これで全てもってかれてしまった。

最初のシーン、ゴミの不法投棄跡から以津真天が出現するという箇所から
最後のオチへ持っていく間に、何故か「感動話」になってしまった。

見所
・ネズミ男「なんだおまえら、こんな時間に。デートか?」
・そして照れるねこ娘と完全ぬるーの鬼太郎
・鬼太郎の依頼者は女の子ばかりだ?

余談:
以津真天という妖怪は、作中目玉親父が語った通り「いつまで死体を放っておくのか」という怨みが生み出した妖怪(というか、死体を以津までも放置していたせいで鳥などが群がる様を見て想像されたんだろう)なのだが、今作では「ゴミを放置」してあった怨みで生まれた(正確には怨みというか想いに怨みが便乗したのだが)。

時代と共に妖怪の定義が変わるということなんだろう。
定義が変われなければその妖怪は人々から忘れられ、滅びていくだけである。

まぁ、昨今は柳田国男にはじまり、水木御大、荒俣宏、京極夏彦など、
妖怪マニアが居るお陰で絶滅することもないんだろうけど

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