そろそろ公開も終わることだろうし、レッツゴーオールライダーのネタバレ感想でも。
ライダー映画としては初めて2回見に行ったわけで
個人的な感想を言うと、今回は当たり
ディケイドちゃん夏の1時間しかないのに妹云々やってるgdgdぶりとか
ディケイドちゃん冬の本編、映画とも矛盾の上、誰得な電波人間タックル祭りとか
そんなあれなシナリオを書いた米村ちゃん! が脚本……これは期待出来ないッ!
おまけにこの主題歌ッ! それは999話と1000話の主題歌にしとけ! 的出来。
圧倒的、期待度の低さで見に行ったわけなのだが……
……あれ? 普通に面白いよ?
確かに米村ちゃん脚本特有のビミョーなどうでも良い矛盾はあちこちにあるけど、
ライダーのクロスオーバー物としては初の成功じゃないかしら(M大戦は毎回ゴミ)
現行のOOOと40年前の1号、2号をどちらでもないライダー、仮面ライダー電王が繋ぐ
というギミックとして面白い仕掛けを行ってて、一方のドラマだけで完結させているが故に
他のライダーを踏み台展開とかないし(踏み台のためだけのり・イマジネーションとか)、
米村ちゃんの弱点である「複数のキャラを活躍させれない」も解消されている。
ちなみに、過去の世界では基本的に変身しないOOOと、現代でも過去でも変身する電王
って言うのは、個人的に中々面白かった(過去ライダーだけど現代のライダーでもある的)。
悪人会議で「我らクライシス帝国と暗黒結社ゴルゴムは反対する! 我々の目的は人類の抹殺!」
とかジャーク将軍が発言してくれたのにはハァハァ。
子供達の危機に駆けつける1号、2号のシーンには格好良すぎて思わず感涙
そして初めてのタトバコンボの大活躍!!
アンクとモモタロス達の掛け合いを見ていて
「ああ、銀ちゃんもこんな掛け合いしたかったんだろうなぁ……」
とか感慨にふけってみたり
デンライナー完全大破(幸太郎、モモ以外全員死亡)という
電王史上最大の危機に直面したり
また、本来ならご都合主義と批判されるところが、
1年間のTVシリーズ+4年間の映画シリーズで積み上げてきた「電王の世界観」
だからこそ納得出来る終盤の復活展開とか……これ、本当に米村ちゃん脚本?
(ちなみに脚本監修:小林 靖子……イエローまではダイアログ管理だったような)
金田監督+伊藤さんということでバイク上での大獲物というバトルとかゾクゾクした
あと、マントを翻してかっこよくなったキングダークさんの出落ちッぷりとか
朝倉さん「ここか、祭りの会場は……
地獄兄弟「510という逸材が居ると聞いて
草加「俺を好きにならない奴らは要らないんだよ
氷川さん「葦原くんはFUKOなので置いてきた!
いないんだよね、ギルス
あと、コハナちゃん(松本 環希ちゃん)の成長が毎年の楽しみだったのに!!
しかし、電王の設定って滅茶苦茶便利だよなあ
まぁ、元々電王2の企画がディケイドになったんだから、当然なのかも知れない。
P.S.
最初の幸太郎の「なんでこんな子供が40年前の記憶を?」とか要らないよね?
この台詞がなかったらスルーしてるかもしれないのに、気になるし
結局なんで子供が40年前の記憶持ってるのか語られてないし……
ある時間軸では子供といさおの両方が存在してるし……
インフィニティパスみたいなのでフリーダムに飛べば良かったのに……