凄い路線変更だ……

正月にCSデ放送していたガメラシリーズを見る。
平成は10月に何回目か見たので、昭和の奴。

1作目:大怪獣ガメラ
正当派怪獣映画。原爆で復活して〜とか
人間の科学力ではどうにも出来ない〜とか
実に正当派の怪獣映画。出てくる少年がKYで死ね!
って感じなのは気にしてはいけない。
昨今の特撮に子供が出ないのはこういう意見多かったんだろうな
子供メインだったトト(2006年頃のガメラ)は爆死したし

2作目:大怪獣決闘ガメラ対バルゴン
対決シリーズかと思いきや、意外とそうでもない。
神を信じない愚かな人間のせいで復活したバルゴンを
人類が何とかしようとする映画。
ガメラはおまけ出演というか、大阪城で完全な状態の
バルゴンと戦って手も足も出ずに完敗。

ポケモン風に言うなら
ガメラの火炎放射
効果はいまひとつのようだ……
バルゴンの冷凍ビーム
効果はばつぐんだ! ガメラは凍ってしまった

この後、人類が英知をかけてバルゴンの冷凍ビームと
超遠距離攻撃可能な虹ビームを使えなくした後、
ガメラ参上! バルゴンをフルボッコだ!!
負けただけじゃなくてイジメまで……こんな! 情けない!!

3作目:大怪獣空中決戦ガメラ対ギャオス
イリス(ギャオス変異体)は出ません。
この作品での少年を助けると言う行為から後の
ガメラは子供の味方! 的な設定になっていくわけだが、
ここはまだ其れなりにフツーの怪獣対決映画
どちらも空が飛べるが、その性能差のかき分けが見事

4作目以降
完全な子供向け怪獣映画になる。
たかが子供2人の命を救うために
国連が宇宙人に降伏するとかありえねー設定になったり、
ガメラが子供を守るために宇宙人に操られたり……

なんなのかね、ゴジラシリーズとの差別化とかかしらん。
この頃までにゴジラも色々戦ってるし
あと、バイラスの着ぐるみを見ると円谷のウルトラ怪獣の
造形が際だってるのが分かるというか、
中に人が入ってる奴だけ烏賊に人間の足が見えちゃらめえ

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