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先日、株式会社プロジェクトソラを任天堂と有限会社ソラ（桜井氏）で設立したと言うプレスリリースが流された。任天堂では出来ないスマブラ以外の初心者でも出来るゲーマー向けの特命案件を行うための会社だそうだ。
えーと？
確かに、桜井氏と任天堂の方向性というのは違っている。これは間違いはない。カービィのエアライドでターゲットクリアを見た瞬間に「ああ、このゲームの作り方は任天堂的な手法じゃない。この人はいずれ任天堂と袂を別つな」と思ったのが懐かしいぐらいに。
でも、桜井氏のゲームがゲーマー向けかと言えば、其れはノーだろう。
彼は「星のカービィ」の生みの親だし、「スマッシュブラザーズシリーズ」のメインスタッフでもあるんだが、カービィにしろスマブラにしろゲーマー向け案件とは言い難く、彼が任天堂という看板を無くして開発したメテオスがどれだけ売れたかと言えば、10万本にも満たない。任天堂ソフトで言えばくりきんよりも売れていない。
ゲーマー向け案件を開発するというにはミスキャストな気がしてならない。その他の思惑が任天堂にあるというのなら話は別だが……
しかし、桜井氏は何のために独立したんだろ？
独立→メテオス（ディレクション）→ムシキングキーチェーン→スマブラX→プロジェクトソラ
……HALにいるのとあんまり変わらない気がする。
確かに任天堂側からの扱い方は違うだろうけども（つまり利用できる方法も違うと言うこと）。
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